現地校へ編入
こんにちは!なないろです。
今回からやっと現地校編入編となります!
私は語学学校に在籍している間に3校の編入試験を受けました。
語学学校と同じ系列の現地校と全く別のバラバラの場所にある現地校2校。
英作文の勉強やら面接の練習ならなかなかに大変で...
ガーディアンさんと練習をしたり、日本人留学生の先輩方に手伝って頂いたりしてやっとという感じでした。
結果的には3校全て合格し、無事に第一志望校へと編入出来たのでなんとかなったのですが...
編入してからが大変でした。(2016年秋頃)
現地校にしては留学生が多い学校でしたが、私が編入して入ったクラスはほぼイギリス人。
現地校に入ったわけですから当たり前なんですけど...
男女の割合も男子の方が圧倒的に数が多く、前年度に入学して来た子たちだけで固まっていて、
既にグループが存在していたのでクラスにはあまり馴染めませんでした。
私がアジア人だったということも関係していたようです。
最初の頃はすごく緊張していたこともあり、ついつい話しやすいアジア人の子達中心に話をしてしまっていたので...それをネタに陰口を言われていたり...
からかわれることも多く嫌な思いも結構して、語学学校でしていた穏やかで平和な生活とは一変した生活を送っていました。
語学学校の頃はあんなに堂々としていられたのにという思いもあってか、
沢山悩んでいるうちにネガティブ思考になり、少し人間不信になりかけてましたね。
この時期は留学当初以上にハードな時期でした。
安心安定の場所が突然消えてしまい、全く新しい場所で右も左も分からないままポツンと立っているような感じで...精神的なダメージが大きかったです。
でも、うじうじしてる自分も嫌で嫌でたまらなくて、自分が馬鹿にされていることも悔しくて仕方なくて...
泣きながら勉強して頑張ってました。
悔しさをバネにしたことで少しずつ成績が伸びるようになり、
学年トップ10位くらいに入るようになってからは何も言われないようになりました。
それからはずっと「異国まで一人で来て、異国の言葉を話し、授業まで受けてる自分に赤の他人が文句など言う資格はない。」と自分にひたすら言い聞かせて、強く居ることで自分の身を守っていました。
1年かけて自分の居心地のいい環境を作り上げてからは自分らしく生きられるようになり、自由に楽しく学校生活を送っていました。
2017年9月
新学期になり、試験生になったことで大変忙しい学校生活が始まり、色々と精神的負担が増えるようになって行き...
≪ ※試験(GCSE)→イギリスの中学校修了過程試験
1年間〜2年間かけて学習した教科全てが試される試験である。≫
私は小学校までしか日本に居なかったこともあり、受験の経験だったり、大きな試験の経験がありませんでした。
その為、試験のことで精神的に不安定になっていました。自分自身にプレッシャーをかけ過ぎてどうして良いか分からないくらいだったんですよね...
この時、初めて両親に「イギリスに帰りたくない」と留学してから始めて弱音を吐いて...
真剣に日本に戻り日本の高校へと進学する道も考えましたが、
最終的には環境的にも自分に合ってるのはイギリスだという考えに辿り着いたことにより、周りの方々のお力をお借りして耐え抜きなんとか留学を続けることが出来ました。
本当に両親やガーディアンさん、学校の先生方を振り回しご迷惑をおかけしました。
あんなに苦痛だった試験生も試験期間が終わってからは最高に楽しくハッピーな夏休みを送っていたので、支えてくださった方々には本当に感謝しかありません。
辛かった試験生ともおさらばし、楽しい夏休みを過ごした後にまたやって来た新学期。
無事に試験に受かったので...
2018年9月からはそのまま高等部へと内部進学し、大好きなアートと写真に囲まれてそれなりに忙しくも楽しい生活が始まり...
現在は少しずつ自分の夢を叶えるべく、目標に向かって全力で走っています。